Is this love (ピアノソロ / 小室哲哉) globe
























アクセスして頂き、ありがとうございます。本アレンジ譜はピアノソロ用です。
演奏について
【全体を通して】
原曲は、ゆったりしたテンポ感と伸び伸びとした大らかな雰囲気が特徴的で、本ピアノアレンジにおいても、それらの特徴を大切にしたいと意識しました。ただし、技巧的な難所がいくつかあり、体が力んだり演奏が走ったりしてしまうと、曲の雰囲気が切迫したものになってしまいます。どうしても困難な場合は、弾きにくい音を省略するなどして、正確な演奏よりも、雰囲気重視の演奏を目指すことが推奨されます。
本楽譜では( )で括っている音符については省略可です。そのほとんどは右手と左手で音が重複するための省略ですが、一部、演奏技術として難しい音についても( )で括っています。その他、演奏者のセンスで、省略しても差し支えないと判断できる音については、省略して演奏負担の軽減を図ると良いかもしれません。ただし、旋律(主旋律・副旋律)を構成する音の省略は違和感を生じさせる可能性が高いため、あくまでも和音の構成音を一部省略する程度が無難と言えます。
本アレンジ譜は、スウィング表記ではなく、3連符による記譜を採用しています。スウィング表記の方が楽譜はスッキリして見やすいのですが、アレンジの都合上、どうしても一貫してスウィングで表現し切れないリズムもあるため、3連符の枠組みで譜面を作成しました。リズム感の掴みづらい箇所は、指で3拍子を刻みながら音のタイミングを確認すると良いでしょう。
【各フレーズについて】
〈2頁/B1/第17小節以降〉マーク・パンサーさんのラップの箇所です。スラーは、原曲の歌詞の意味の区切りやブレスの箇所で分けていますが、ピアノ演奏として厳格にその通りのフレージングを求めているわけではなく、参考程度です。
〈3頁/B1/第28小節以降〉主旋律と副旋律を伴う和音で最大12度離れる音を右手のみで演奏するのは極めて困難なため、「L.H.(左手で弾く)」の指示を表記しています。この小節以降、随所に「L.H.」「R.H.(右手で弾く)」などが登場し、同じ旋律を左右の手を入れ替えて演奏しなければならない場面があります。できるだけスムーズに左右交換できるようにしましょう。
〈5頁/B2/第62小節〉2拍目、右手はC#とA#の重音に対し、左手はA音とG音の重音で、和音としての音の響きが気持ち悪い(増8度の響き)と感じる場合は、左手をG音とE音に変更すると良いでしょう。
右手の主旋律はラップの旋律(12平均律では表現しきれない豊かな音高の変化)をピアノの旋律に置き換えたものであり、当該箇所を和音として考えると、確かに美しい響きとは言えませんが、音楽全体の流れの中では自然で気にならないケースに含まれると解釈しています(ただし、聴く人の個人差があるのでこの解釈は絶対的なものではありません)。
〈7頁/C2/第73~76小節〉ピアニズム上の本アレンジの盛り上がり箇所です。ピアノの鍵盤の広範囲を使っており、旋律や和音が響き渡るようにできています。気持ちをしっかり乗せて丁寧に表現してください。なお、ここでの「R.H.」「L.H.」の指示は目安で、演演奏者にとって、より弾きやすい方法がある場合は、それを採用することをおすすめします。